「簡単なお仕事です。に応募してみた」第６話のあらすじ

第６話：電話するだけの簡単なお仕事です。

サルサが電話で依頼主に確認し、広い墓地で道に迷いながら、ようやくその場所を見つけた。

その現場は、ひっそりと建つプレハブの事務所だった。殺風景な室内に、昔懐かしい黒電話が３つだけ。するとリンリンと電話が鳴り始め、何のコールセンターかも知らされないまま３人は「電話するだけの簡単なお仕事」に取りかかるのだった。

間も空かず、老若男女、あらゆる相手からかかってくるクレーム電話。それの内容も火事だ事故だ自殺だ、激しく物騒な様々な内容で３人を責め立てるのだった。しかし何の会社かわからないし、音声も途切れがち、まったく要領を得ることができない対応になっていて、クレーマーたちはますます激怒する！その内容は今から直接抗議に行く、なんて怒鳴り始めることも・・・。

半ば強引に電話を切ってしまう３人。その直後、ドンドンドン！と激しくドアがノックされる！まさか、本当にクレーマーがやって来たのだろうか!?

そして電話の情報を頼りにスマホ検索したトリハダが、話しをしていた相手が、じつは事故死していた過去記事を発見したのだ。サルサもワンちゃんも、彼らは、とっくにこの世にいない相手と話していたのだ。